ディープインパクト〜世界最強馬〜【全レース動画まとめ】

ディープインパクト。確かに彼が、世界で一番強い競走馬だった瞬間がありました。彼のレース動画を、デビュー戦〜引退レースの有馬記念まで、解説付きで全レースまとめました。
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※動画はYoutubeより
 

2005年03月06日

弥生賞〜競馬にならない〜





3月6日。
中山競馬場は雪もちらつく真冬の寒さだった。

ディープインパクトの第3戦は弥生賞。
勝ち馬にはシンボリルドルフ、スペシャルウィークなど名馬が並ぶ。

極寒の中、前年比108.8%の52,301人が駆けつけた。


メンバーはこれまでとは段違いに強くなっていた。

前年暮れのGTを制し、2歳チャンピオンになったマイネルレコルト。

前送同コースの重賞を制した、良血馬アドマイヤジャパン。

しかし、ディープインパクトのオッズは1.2倍。

5万人を超す観衆は、確かにその馬を見に来ていた。

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ゲートが開いた。

ディープインパクトは後方から2番手に位置取り、外々を進む。

このレースのライバルであるアドマイヤジャパンは最内の3番手、
マイネルレコルトは2番手。

この日は内や前にいた馬が有利な傾向にあった。
只でさえ後ろから進める馬には好ましくないコース形態。
それまでのレースで、後方から脚を伸ばすタイプの馬は壊滅的だった。


3コーナーまで後方にいたディープインパクトは、4コーナーに掛け馬群の外を一気にまくっていく。

直線に入り、一気に先頭に立つ勢いで走る。


しかし、内を通ったマイネルレコルトも譲らない。
最内からはアドマイヤジャパンが伸びてくる。


ディープインパクトが最後にグイっと伸びた所がゴールだった。

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勝った。

タイムは2:02.8.上がりは34.1.
馬場状態や、通ったコースを考えると確かに強かった。

しかし、それまでの2戦を考えると、インパクトが小さかったのは間違いない。


武豊はどんな感触を得たのか?
本当に世界最強になれる馬なのか?

コメントが待たれた。

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武豊のコメントはこうだ。

「今回は色々と課題がありましたが、全て完璧にクリアしてくれた」

武豊らしい、いかにもソツの無い対応だった。


しかし、武豊の本音は違った。

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レースが終わった直後、武豊は蛯名騎手にこう言った。

「競馬にならんわ!」

このぐらいのメンバーでは相手にならない。

3冠は見えたも同然だった。







posted by deepimpact20020425 at 00:00| レース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする